SOCIO Day@広島戦

大宮戦がなかなかよかったのでそのままのメンツでいくかと思ったけど加地亮の怪我が予想以上に思わしくないようで右SBには今野泰幸。中盤の底には梶山陽平が入ってその左に宮沢正史、右に栗澤僚一を従えてトップ下に好調の馬場憂太、2トップはルーカスと阿部吉朗。中盤の形がダイヤモンドというか、カッコよくいうとミランピルロシステムというところか。前半は失点の少ない両チームらしく予想通りというか見どころが少なくスコアレス。後半もこのままで0-0で終わるかなと思ったらカウンターから広島の前田俊介の先制点が入ってからいきなりヒートアップ。76分に藤山竜仁のクロスをササが頭で落とすと阿部が胸トラップと同時に反転してそのまま左足ボレーのゴラッソで同点。この後もいい流れで逆転もある流れだったのに自陣ゴール前でのクリアミスを拾われて佐藤寿人に決められて1-2。それでも落胆する間もなくキックオフからの展開で鈴木規郎のグラウンダーのクロスを馬場がインサイドでバチっとあわせて1分で同点。さらにタイムアップまで攻め込んだものの結局2-2で終了。後半は両チームとも足が止まって中盤がスカスカで決定機量産。ほめられたものじゃないけどエンタメ的見地からはエキサイティングな45分だった。動きの悪い宮沢、栗澤、ルーカスを見切って早めに交代のカードを切ったヒロミの采配にも納得。さらには金沢浄の復帰、追いついてのドロー、残留争いの他のチームも勝点を伸ばせないと、いい要素が揃ったので悪くない勝点1だった。