味スタアウェイ席初体験

前節途中出場の金沢浄がスタメンに復帰、藤山竜仁が右SBに入りボランチ今野泰幸梶山陽平のコンビ。右アウトサイドに出場停止明けの戸田光洋が入ったのが変更点。前半は一進一退の攻防から東京Vの相馬崇人の完璧クロスを土肥洋一が弾いたボールがつめていた森本貴幸に当たってそのままゴールイン。不運といえば不運だけど注意すべき相馬へのマークが甘く、土肥の初動も少し遅れたから必然の失点の言えなくもない。その後も互角でこのまま前半終了かと思った44分にルーカスからのパスを受けた梶山がエリアのすぐ外からアウトフロントに乗せたシュートが右ポストに当たってゴール。あの距離でアウトフロントでシュート撃つのは梶山社長とアンリだけ。後半15分過ぎあたりから前節と同じように両チームの中盤がスカスカになり始めて決定機続出。そしてロスタイムに途中出場のササがゴール右の角度のきついところからGKのニアをぶち抜く鬼シュートで勝ち越してそのままタイムアップ。最後はどちらに点が入ってもおかしくない展開だったけど東京のDFラインの耐久度の強さが勝負の分かれ目だったと思う。そんな中でもワシントンを90分ほぼ完封した茂庭照幸が文句ナシのMVP。下位チームが揃って負けてくれたので17位の東京Vと9ポイント、16位の大宮とは7ポイント差がついてまずはひと安心。